リノベ宿

リノベーションした宿(ゲストハウス) と⼈と地域の新しい縁を育む情報サイト

つーだい

つーだい

リノベ宿の編集長。クラファンお兄さんしてます。

こんにちは!茨城県の水戸に行ってきて取材してきました。

 

ラグナロックは加藤さんと関さんのチームでやっています。今回は関さんを独占インタビュー!

 

関さんは、現在不動産会社を経営しています。埼玉の大学を卒業し、ゼネコンの現場監督から、ハウスメーカーに勤務。27歳のときに地元茨城水戸に戻ってきました。
今回はオープン一ヶ月前にインタビューです!

 

ラグナロックとは?

"/

川辺:
名前が気になりますが、、、ラグナロックという名前の由来は何でしょうか?

 

関:
加藤さんとネーミングを考えるのがあわないんですよ。会社名とかもお互い出し合うんですけどまったく納得していなくて。

 

結局は、二人が共通して好きだったゲームのキャラクターの名前にしました。

 

最初は、和風な名前みやび、、、とかでいくかなと思っていたんですけど。
逆に「なんでラグナロックなんですか?」って興味は持たれるようになって結果的には良かったのかもしれません。

 

今〜オープン1ヶ月前のゲストハウス〜

▶オープン前ということでしっかり工事中です。出来上がりが楽しみです。

川辺:
実際始めてみて、ゲストハウスの運営って大変ですか?

 

関:
大変です。でも、楽しんでやっています。オープンは5月11・12の土日ですが、私の同級生にアルバイトを頼んでいます。掃除とか、中の運営は子ども連れていいからやってよって。

 

ただ、不動産という業態的に何月までに何をやるとか仕込んでやるのが苦手なので、そこに結構苦労していますね。

事業の設計図みたいなところは加藤さんに、おまかせしています。

 

過去〜ラグナロックができるまで〜

1.27歳で茨城水戸へ帰省し必死の想いでみらい不動産を立ち上げ

川辺:
水戸が地元ということで「地元をなんとかしよう!」と思って帰ってきたんですかね?

 

関:
まあ〜正直そういった方がかっこいいんですが。。。笑 会社やっている親父が倒れたんですよ。バブル期は社員も20人いたのですが。
仕事もなく、会社もつぶれそう。借金もある。それで帰ってきたけどやることがなくって。

ただもう27歳だし、自分の飯は自分でってのはあったので、宅建と二級建築士を資格はもっていたこともあり不動産を始めました

 

川辺:
そうなんですね!私も同じ境遇を経験したのですごく気持ちわかます。

 

関:
一級建築士は一昨年とったんですが、建築は最初にお金がかかるんですよ。

だから、手持ちなくてもできる不動産業ということで最初は父の会社の名前で、そして「みらい不動産」を去年の2月に立ち上げました。

 

最初は、「地域のため」とか、そういうのではなく、生きていくのに必死だったんですよ。

 

2.奇跡!ゲストハウスのパートナー加藤さんスタバの隣り席で出会う

 

 

川辺:
そうですよね。まさに私もそんな感じです。

ゲストハウスラグナロックをつくるきっかけはなんでしょうか?

 

関:
4年前に加藤さんとの出会ったのは、最初不動産帰ってきた次の年です。

スタバで、一級建築士勉強してたら、同じように一級建築士を勉強していた人が隣に座っていました。

 

それが加藤さんでした。「あれ建築士の勉強ですか?」ってそこからです。

 

3.ゲストハウスラグナロックとの出会いは空き家活用の相談から

川辺:
すごい!スタバで出会った人が一番のビジネスパートナーというのは驚きですね!
そこからいまのラグナロックの物件につながったんでしょうか?

 

関:
そもそもDIY賃貸借ってのは全く知らなくて。物件のオーナーさんは千葉の人だったんですよね。広告を見てうちの不動産に空き家の活用について相談を受けに来ました

 

そこで、ゲストハウスをしようってなりました。それで問題として物件としては安いんですけど、家賃15万円でやっていけるかな〜て。

 

でも、やってみたいって思いが本当に強くって。

 

「ここで成功して名を売ってアピールして他の空き家対策につなげたい!」
「将来的に、行政も巻き込んでやっていきたい!」

 

そうして、オーナーさんに頼みこんで。1年目から8万円に安くしてもらいました。

ゲストハウスやるって言ったら、結構他の不動産屋には馬鹿にされるんですよ。どうしても長い目で見て稼ぐって見ないとわからないものではあります。

ラグナロックへの想い

1.目指すゲストハウスは落ち着ける田舎のおばあちゃんちをイメージ

川辺 :
ゲストハウス運営は未経験ということで手本にしているゲストハウスとかはありますか?

 

関::
実は、あまりゲストハウス自体言ったことはなくって。。。ただ私自身、おばあちゃんの田舎の家をそのまま民泊にした田舎に泊まろうのような「本当の民泊!」ってイメージを持っています。

 

ゲストハウスって、調べたらすごくかっこいいところがいっぱい出てくるじゃないですか。ただ私は特別そうじゃなくてもいいなって思ってます。

 

今ってモノとかではなくて共感ってところにお金を払う時代になっているかなって。そこを一番にもっていきたいですよね。

 

川辺:
手作り感があって、アットホームなイメージにしたいですよね!

 

関:
そうですね。落ち着けるという感じです。

最新式のが全部そろってるとか、あんまりきれいなところとかはビジネスホテルでいいんじゃないかって思います。

 

2.水戸だけでなく茨城の周辺地域とのアクセスを有効にしたい

川辺:
インバウンド需要も高まってきてはいますが、外国人来ますかね?

近くに、観光とか周辺施設はあったりするんですか?

 

関:
やー来てほしいんですがwまあそれは工夫次第ですよね。

 

まちなかのクラウドファンディングとかやって盛り上げているところもあるので。
逆に、観光名所とかから、声がかかるくらいにはしたいですね!

 

川辺:
おおお!強気ですね!!
なにか、ルートみたいなものがあればいいですね。

 

関:
そうですね。周りの市にあるんだよ、ってのを発信していきたいと思います。

 

ひたちなか市には、ロッキンジャパンっていう音楽フェスがあったり。海浜公園があったり。

 

となりまちの大洗は海があったり、笠間市は陶芸で有名だったり。観光客は多いんですけど、泊まれるところがないのが問題で。みんな水戸に泊まりに行きます。

 

3.空き家が大人から子どもまでさまざまな「集い」に変わる

 

川辺:
ラグナロックを通じて今後どのようなアクションを考えていますか?

 

関:
イベント会社さんと話はしています。街コンとか、資産運用のセミナーで使うとか、合宿だったり。

 

「自宅で飲もうよ」って言う、いわゆる「宅飲み」ってのを年頃の大人が逆にワイワイガヤガヤ集まるみたいなとか提案をしてもいいかなと。

 

気軽な感じで使ってほしいですよね。ボーイスカウトとか少年団とかのランニングコースにもなっているので、彼らが途中で泊まるようなアイデアも考えています。

ゲストハウスを通してみる、関さんの想い

 

1.空き家の活用のいち手段としてゲストハウスをやりたい

 

川辺:
そもそも関さんは、どうしてゲストハウスやってみたかったんでしょうか?

 

関:
こういうこと言っちゃうとあれなんですけど、絶対ゲストハウスがいいってわけではありません。

 

ただ、不動産屋としては、空き家を活用する手段はたくさんあったほうがいいなって。その一つで、わかりやすいのがゲストハウスだなって思ってやっています。

 

実は、今年7月から、借りあげてシェアハウスもつくります。これからはコワーキングスペースなども考えています。

 

川辺:
これからいろんな空き家活用の実績作っていこう!って感じですね!

 

関:
そうですね。今は相談もらっているので40件、実際には10数件ふつうに貸し出したり含めたらそれくらいです。

 

ポイントとしては、相談を受けた空き家を活用しているっていうところですかね。実績があれば相談していただける方も増えるようですし。

 

私のところで相談してくる方って他の不動産で、断られる人が多いんですよ。わたしは、その方たちの受け皿となったらいいなと思っています。

2.とにかく空き家という0の状態から生み出していくのが楽しくてしょうがない!

川辺:
これはちょっとむずかしい質問ですが、関さんが人生において大切にしていることってなんでしょうか?

関:
なかなか難しい質問ですよね。切羽つまっているところから、稼がなきゃ!でずっとやってきていたので。

 

でも、それが結局つながっていって空き家の活用というやりたいことがみつかって。それが今は楽しくってしょうがないですね。

 

川辺:
いや〜やりがいがありますよね。

 

関:
普通の不動産屋はやらない空き家を、自分が0から作り出して、本当に喜んでもらえて。。

 

自分の実績が積み上がって、アピールするポイントができて、相談が増えてって。。。

 

稼ぐために仕方なくやっていたことが派生して、いまの空き家活用になって、本当に独立してよかったですね

 

3.関さんの空き家活用に対する壮大な思いは、全国を視野に

川辺:
3年後、5年後、今後の展望とかはあるんでしょうか?

関:
私もそのときそのときで楽しんでいるとは思うんですけど。

 

ただ、いまの延長で、空き家というのも何かに生まれ変わるんだよってのはどんどん広げていきたいなと。やっぱり空き家の使いみちを諦めている人が多いんですよね。

 

空き家って、何百万単位であるじゃないですか。でも、なくそうという取り組みはしてるけど自分がさばける空き家の量ってたかが知れてるんですよ。

 

この仕事やるんだったら、日本全国の空き家を全部なくすくらいの大きなアクションをしたいって思いはありますね。

 

 

空き家活用に関わる人たちが繋がるようなWebサイトを作りたい

 

 

関:

今ひとつ考えているのは

・空き家をもっている人の相談している人と、
・建築士デザイナーの人と、
・中古物件を買ってリノベーションしたい人
この3者をマッチングするWebポータルサイトです。

川辺:
今のところ行政がやっているものも、うまくいっていないですよね。

関:
みていて面白くないし。見に行こうとは思わないし。変なところを堅苦しくしますよね。

 

リノベーション雑誌を見ていても、アフターを見たら「こんな家だったら買おう」とは思います。
でも、一般の人ってぼろぼろの状態をみせても。。。ピンとこないですよね。

 

そこをうまくやりたいなって。

 

 

建築デザイナーさんて、売れないアーティストさんと同じ部類で、夢を追う職業なんです。
だから、建築士の人も、もうちょっと輝いていいんじゃないか?って。

 

不動産のポータルサイトに「中古のリノベーションです!」ってかいてあっても「設計者のコンセプト」まではかいてないじゃないですか。もっとそこを載せるサイトを作りたいです。

 

 

 

まさに動かない産業、不動産業界が動き出す未来!?

 

 

 

関:

今だと調べると一つの株式会社が、その会社が儲かるように、いろんな宣伝があるじゃないですか。

 

そうじゃなくて、空き家を持っている人が気軽に相談できて、掲載されている空き家を見て。
「私だったらこうする!」っていう熱意のあるプレゼンを載せるところがあるみたいな。

 

ただ、不動産屋は動かないんですよ。ユーザーのレベルが上がっているので、不動産業界自体も、メルカリのように買い手と売り手が直接マッチングするようなことが起こり得るかもしれません。

4.ラグナロックと、関さんと、茨城水戸が、縁を育む

川辺:
最後に、地域のつながりについてお聞きしたいのですが、関さんは茨城水戸をどう捉えているのでしょうか?

 

関:
最初帰って来たときは好きでも嫌いでもないプラマイゼロという感じです。
いますごい好き、と言うよりかはちょっとずつ、徐々に好きになっていった、という感じです。

 

新しいものをなかなか受け入れてくれないという地域性があって。
周りあれやしちょっと。と思ったのですけど。ただ加藤さんのような、いろんな人と会って意外にそうでもないんだろな。って。そう思い始めています。

 

今の若い子も一度は東京に出るんとは思うんですけど。その子らが「茨城良かったね。茨城帰ろう。」となるといいですね。
どういうお店があって。と言うより、こういう人がいて。っていう理由で帰ってこられる状況にできるといいです。

ゲストハウスオーナーの悩み、コミュニティーづくりとは?

 

 

関:
日々楽しいのと同時に、悩むのも多くって、自己分析が足りていないなって思います。

 

いまってコミュ二ティーづくりって流行ってますけど、コミュニティーづくりについて疑問に感じることがあります。

 

団塊世代の時代に、公共の経営アパートが増えてきた時代があって。住んでる人たちのつながりは大切だと言って、その真ん中に遊ぶ施設があって。

 

その当時はそうだったんですが、今ってさびれたものにはなって。そういうふうに考えると、私はコミュニティーづくりはいいことなのだろうか?と。

 

1人を好む人もいるじゃないですか。「まちのみんな集まれ!」って仲間でワイワイやっていたら、入りづらいとかも思います。

 

川辺:
ただ単に、飲み会するだけでもちがいますもんね。

 

関:
コミュ二ティーって一言では言い切れないのが事実だなって。思いました。
人と話したくはない!って人にもフォーカスを当てたいですね。

 

まだまだ外の世界を知らないので、これからコミュニティーづくりについても考え続けて行きたいなって思います。

 

川辺:今日はありがとうございました!

CATEGORY

CATEGORY

PICKUP

泊まってみた

奈良吉野のゲストハウスおすすめ三奇楼|現役職人が惚れこんだ空き家

2019/04/13
     宿泊した感想 川辺社長 宿泊してみて、とても懐かし...
コラムニスト募集中
リノベ宿のゲストハウスを募集しています